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Report no.8 |
皆さんは学生時代、何を勉強されていましたか?
私と訓練士のEikoが通っていた大学の研究室で、ビーグルを飼い犬の行動学の研究を始めたとEikoが聞き
つけたので、Eikoがレポートしてきてくれました!
Eiko(以下E):
3年ぶりに母校へ行き、大学院で犬の行動学を研究しているK君に、沢山質問をしてきました。
犬舎には、ビーグルのママと子犬達5匹が元気一杯遊んでいました。犬舎前にはカメラが設置され、常時ワンコ達の様子をチェックしているようです。
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| ■ 愛する家族だけど、動物であるワンコ・・・ ■ |
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E:「研究を始める前と後では、犬の見方が変わったりしましたか?」
K君(以下K):「今までは自分の愛犬に対して『家族の一員』と擬人化して接していて、「**
ちゃんは家族の一員なのになぜ犬なんだ?」と不思議な感覚、違和感を持っていたのですが、研究をし、分析をす
る事で犬を改めて『動物』として認識するようになりました」
確かにワンコは、愛する家族の一員であるけれども、人間とは全く違った構造を持つ『動物』であることを忘れてはいけませんよね。
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E:「目標などがありましたら教えてください。」
K:「犬の性格は遺伝的・環境的なものから形成されるので、もし、遺伝子を調べる事
のみで性格(気質)をある程度判別できれば、産まれてから初期の段階でその子に
合った環境作り、しつけができ、問題行動を起こす犬が減る事につながるんじゃないかと考えています。しかし研究するに当たって、遺伝子と性格を対比させて調査するには環境からの影響をいかにして省くか、というのが大きな問題なのです。この課題を解決し、研究を進めることが目標です。」
遺伝子から性格がある程度判別すれば、この犬は盲導犬にぴったり!などという事
が早い段階でわかる
かもしれませんね。あなたの愛犬も実は、警察犬になるべき遺伝子を持っているか
も?! |
| ■ ワンコを愛する気持ちは変わらない ■ |
今回、研究室を訪問して、犬を学問として研究している学生達も、犬の訓練士も、愛犬家の皆さんも、犬への
愛情は一緒だと実感しました。その証拠に実験で使われているビーグル、ナナちゃんは
とっても穏やかな表情をしたいい子。ナナちゃんは出産をし、子供もたくさんいます。動物が大好きである研究室の皆
がお散歩やエサをあげ、可愛がっていました。
11月の文化祭で、希望者に犬を散歩してもらい、人間がいかに犬に癒されるかを唾
液の成分を調べてデータを取るらしいです。私達人間が「実験される側」に立つというのも面白いですね。
最後にK君からもらった言葉が印象的でした。「「学問」と「仕事」と、イヌに対する見方が違うと見える側面も違うものだと思います。でも結局、最終的に行く着くとこは同じでしょうね。アプローチの仕方は違えど“イヌを知り、これからもより親密に共に歩いていきたい”って気持ちがあればこそみたいな感じがあるんです。」
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